山本由伸の年俸推移：プロ入りからメジャー挑戦までの軌跡とその背景
「山本由伸選手の年俸って、一体いくらなんだろう？」
「大谷翔平選手と比べて、高いの？低いの？」
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
活躍に応じて年俸がどう変動するのか、その背景にある要因は何なのか、知りたいですよね。
本記事では、山本由伸投手の年俸推移をプロ入りからメジャーリーグ挑戦まで詳細に解説。高卒ルーキー時代の初任給から、数々のタイトルを獲得し、球界トップクラスの投手へと成長していく過程での年俸の変化を辿ります。
さらに、気になる大谷翔平選手との年俸比較や、メジャーリーグでの年俸ランキングについても触れています。
ぜひ最後まで読んで、その驚くべき軌跡を一緒に確認してみましょう。
山本由伸の年俸推移｜オリックス時代
山本由伸選手の年俸は、どのように変化してきたのでしょうか。プロ入りからメジャー挑戦までの軌跡を辿りながら、その背景を探ります。
プロ入り当初の年俸
山本由伸選手は2017年にオリックス・バファローズに入団しました。
高卒ルーキーとして、その年の年俸は500万円。これは、当時の高卒選手の平均的な年俸といえるでしょう。
タイトル獲得と年俸の変遷
プロ入り後、着実に成長を続け、球界最高峰の投手へと上り詰めた山本由伸選手。その圧倒的な成績と比例するように、年俸もどのように変化していったのか、見ていきましょう。
2018年：中継ぎとして4勝2敗、32ホールド、防御率2.89という成績を残し、年俸は800万円にアップしました。
2019年：先発に転向し、8勝を挙げ、年俸は4000万円に大幅に上昇しました。
2020年：最優秀防御率を獲得し、年俸は1億5000万円に達しました。
2021年：史上8人目の投手四冠を達成し、年俸は3億7000万円へと跳ね上がりました。
2022年：史上初の2年連続投手四冠を達成し、球団史上最高額となる6億5000万円で契約更改しました。
これらの年俸推移からも分かるとおり、山本由伸選手の年俸は、活躍に比例して大きく上昇しています。タイトル獲得やチームへの貢献度が、年俸に大きく影響していることが分かります。
オリックス時代の最高年俸
オリックス時代最終年の2023年には、メジャー挑戦を表明しました。この時点での年俸は6億5000万円。これは球団史上最高額であり、球界トップクラスの投手として評価されました。その後、ポスティングシステムを利用し、ロサンゼルス・ドジャースと契約。
山本由伸選手は、高卒入団からわずか数年で球界を代表する投手へと成長しました。その成長と共に年俸も大きく上昇し、球界トップクラスの年俸に到達。
彼の活躍は、若手選手たちの目標となり、プロ野球界全体のレベル向上にも貢献したといえるでしょう。
山本由伸のメジャー契約と年俸
日本人メジャーリーガーとして、球界最高峰の舞台で戦う山本由伸選手。
ドジャースとの契約内容や年俸について詳しく解説します。
ドジャースとの契約内容
山本由伸選手は、2023年12月にロサンゼルス・ドジャースと契約を結びました。契約期間は12年、総額は3億2500万ドル（約463億円）という破格の条件。これは、投手としてMLB史上最高額かつ最長契約です。契約には、6年目と8年目終了後に契約を破棄できる権利（オプトアウト権）も含まれています。
契約金と年俸の詳細
12年、総額3億2500万ドルの契約を結んだ山本由伸選手。この契約には、5000万ドル（約71億円）の契約金が含まれており、2024年に全額支払われる予定です。
年俸の詳細は以下の通りです。
2024年：500万ドル（約7億円）
2025年：1000万ドル（約14億円）
2026年：1200万ドル（約17億円）
2027年～2029年：各年2600万ドル（約39億円）
2030年～2031年：各年2900万ドル（約44億円）
2032年～2035年：各年2800万ドル（約42億円）
この契約は「バックロード式」と呼ばれるもので、初年度の年俸は比較的低く設定され、契約が進むにつれて年俸が増加する形になっています。
日給・時給換算した場合
2024年の年俸500万ドルを、メジャーリーグのレギュラーシーズン162試合で割ると、1試合あたりの金額が算出できます。
日給（1試合あたり）： 500万ドル ÷ 162試合 ≒ 3万877ドル
日本円に換算すると（1ドル150円として）、
日給（日本円）： 約3万877ドル × 150円/ドル ≒ 約465万円
さらに、1試合を平均3時間と仮定すると、時給も計算できます。
時給： 約465万円 ÷ 3時間 ≒ 約155万円
ただし、これはあくまで単純計算です。実際には、試合以外にも練習や遠征など、多くの時間と労力を費やしているため、この金額がそのまま純粋な報酬となるわけではありません。
それでも、1試合、そして1時間あたりに換算すると、その金額の大きさに驚かされます。
スポンサーについて
山本由伸選手は、既に複数の企業とスポンサー契約を結んでおり、その活躍と人気を証明しています。
たとえば、2023年にはサムティ株式会社のブランドパートナーに就任。契約期間は2023年7月1日から11月30日までの5ヶ月間で、山本選手の画像や公式キャラクター「サムティくん」とのコラボ画像が公開されました。
また、ビットバンク株式会社も山本選手をCMキャラクターに起用。「Everybody bitbank」と題されたTVCMシリーズが2024年10月29日から全国で放映開始されています。暗号資産取引所であるビットバンクは、このCMを通してサービスの認知度向上を目指しています。
これらの今後新たなスポンサー契約が期待され、その動向に注目が集まります。
メジャーでの年俸ランキング
2024年の年俸ランキングでは、大谷翔平選手が7000万ドルで1位。山本由伸選手の年俸はランキング上位には入りませんが、契約期間全体で見ると、MLB史上最高額の契約となっています。
山本由伸選手の契約には、怪我に関する条項も含まれており、2024年から2029年の間に特定の怪我をした場合、2036年の契約オプション（1000万ドル）の行使条件が変わるなど、球団側のリスクヘッジも考慮された内容となっています。
今後の活躍次第で、山本選手の平均年俸が上昇し、ランキング上位に食い込む可能性は十分にあります。
大谷翔平との年俸比較
同じメジャーリーグで活躍する日本人選手として、大谷翔平選手と山本由伸選手の年俸を比較してみましょう。2人の契約内容や年俸には、どのような違いがあるのでしょうか。
大谷翔平の年俸
大谷翔平選手は、2023年シーズン終了後にフリーエージェント（FA）となり、ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル（約1015億円）という北米プロスポーツ史上最高額の契約を結びました。2024年シーズンからはドジャースでプレーしています。
2024年の年俸はMLB最高額となる7000万ドル（約105億円）で、残りの契約金は後払いとなっています。
大谷翔平選手の詳しい年俸についてはぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
契約内容の違い
大谷翔平選手と山本由伸選手は、ともに2023年オフにロサンゼルス・ドジャースと大型契約を結びました。大谷選手は10年7億ドル（約1078億円）で、プロスポーツ史上最高額。一方、山本選手は12年3億2500万ドル（約465億円）で、投手としては史上最高額です。
大谷選手の契約は、年俸の97%が後払いとなる特殊な構造で、2024年の年俸はMLB最高額の7000万ドルですが、実際の受取額は異なります。
両者の契約には、出来高ボーナスやオプション条項などの違いもあります。大谷選手には「スーパーインセンティブ」の可能性があり、山本選手には2度のオプトアウト権と手厚い待遇が用意されています。
二刀流としての実績を持つ大谷選手と、NPBでの活躍を経てMLBへ移籍した山本選手。
それぞれの契約は、彼らの能力と将来性、そしてチーム事情を反映した結果と言えるでしょう。
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