メジャーリーグ盗塁ランキング!歴代のスピードスターと注目選手を徹底解説

メジャーリーグの盗塁は、単に俊足を誇示するプレーにとどまりません。


チームの得点力を押し上げ、相手投手や捕手に心理的プレッシャーを与える戦術の一環として、常に試合の勝敗を左右してきました。


2024年はルール変更の影響で盗塁数が大幅に増加し、かつての「走る野球」が現代に蘇ったシーズンとなりました。


本記事では2024年のリーグ別盗塁ランキングTOP10を振り返り、日本人選手の位置づけ、歴代スピードスターの記録、そして2025年シーズンに向けた展望を徹底解説します。


メジャーリーグ別盗塁ランキングTOP10


 

メジャーリーグの盗塁ランキングは、選手個人の走力だけでなく、チーム戦略やリーグ全体の傾向を映す鏡でもあります。


まずは2024年シーズン終了時点でのアメリカン・リーグとナショナル・リーグ、それぞれのTOP10を確認していきましょう。


アメリカン・リーグ 盗塁数ランキング

2024年シーズンのアメリカン・リーグ盗塁ランキングTOP10は以下のとおりです。

順位

選手名

チーム

盗塁数

成功率

1位

ホセ・カバジェロ

レイズ

44

73.3%

2位

ホセ・ラミレス

ガーディアンズ

41

85.4%

3位

マイケル・ガルシア

ロイヤルズ

37

94.9%

4位

ジャレン・デュラン

レッドソックス

34

82.9%

5位

デビッド・ハミルトン

レッドソックス

33

89.2%

6位

セドリック・マリンズ

オリオールズ

32

84.2%

7位

ディラン・ムーア

マリナーズ

32

84.2%

8位

ボビー・ウィット・ジュニア

ロイヤルズ

31

72.1%

9位

アンドレス・ヒメネス

ガーディアンズ

30

85.7%

10位

ザック・ネト

エンジェルス

30

75.0%


カバジェロやガルシアといった若手が台頭する一方、ラミレスやマリンズといった中堅も安定して結果を残しており、世代を超えて盗塁がチーム戦略に貢献していることがわかります。


ナショナル・リーグ 盗塁数ランキング

2024年シーズンのナショナル・リーグ盗塁ランキングTOP10は以下のとおりです。


順位

選手名

チーム

盗塁数

成功率

1位

エリー・デラクルーズ

レッズ

67

80.7%

2位

大谷翔平

ドジャース

59

93.7%

3位

ブライス・トゥラング

ブリュワーズ

50

89.3%

4位

ジャズ・チザム・ジュニア

マーリンズ/ヤンキース

40

80.0%

5位

コービン・キャロル

Dバックス

35

81.4%

6位

ビクター・ロブレス

ナショナルズ/マリナーズ

34

94.4%

7位

ジェイコブ・ヤング

ナショナルズ

33

76.7%

8位

レーン・トーマス

ナショナルズ/ガーディアンズ

32

69.6%

9位

ブライソン・ストット

フィリーズ

32

91.4%

10位

ニコ・ホーナー

カブス

31

83.8%


デ・ラ・クルスやキャロルといった若手が勢いを見せる一方、大谷翔平やロブレスの中堅も安定感を発揮しました。


ストットやホーナーのように、主力として定着しつつある世代も加わり、リーグ全体で幅広い年齢層が盗塁をけん引していることがわかります。


日本人選手の盗塁成績

2024年は日本人選手の走塁面でも話題でした。


大谷翔平:59盗塁、成功率93.7%。史上初の「50本塁打・50盗塁」を達成し、打撃・走塁の両面で歴史的快挙を達成しました。


鈴木誠也:10盗塁、成功率76.9%。堅実な走塁で勝負どころに貢献。


吉田正尚:1盗塁。脚での貢献は少なかったものの、打撃で役割を果たしました。


特に大谷翔平の快挙は、盗塁王争いにおいても現地メディアやファンの注目を一身に集め、日本人選手の存在感を、再び世界に示す結果となりました。


歴代盗塁数ランキングと偉大なスピードスターたち


 

盗塁の歴史を振り返ると、時代を象徴する名プレーヤーの存在が浮かび上がります。


圧倒的な数字を残した伝説や、世代を超えて愛されたスピードスターたちの記録を見ていきましょう。


リッキー・ヘンダーソンの偉業

リッキー・ヘンダーソンは通算1,406盗塁というMLB史上最多記録を樹立。


1982年にはシーズン130盗塁を達成し、この数字はいまだに破られていません。


盗塁王12回、通算2,295得点など攻撃的なリードオフマンとして比類なき実績を誇り、亡くなった今も「史上最高の盗塁王」としてその名が語り継がれています。


歴代スピードスターTOP5

歴代の通算盗塁数ランキングTOP5は以下のとおりです。


順位

選手名

通算盗塁数

現役期間

1位

リッキー・ヘンダーソン

1,406

1979-2003

2位

ルー・ブロック

938

1961-1979

3位

ビリー・ハミルトン

914

1888-1901

4位

タイ・カッブ

897

1905-1928

5位

ティム・レインズ

808

1979-2002


ヘンダーソンの記録が他の名選手を大きく引き離していることがわかります。


2位ルー・ブロックとの差は400以上で、まさに「不滅の記録」と言えるでしょう。


近年の盗塁増加とルール変更の影響

近年の盗塁数推移は以下のとおりです。


年度

盗塁数

成功率

2022年

2,487

75.4%

2023年

3,503

80.2%

2024年

3,617

79.0%


2023年から導入された新ルールが盗塁に革命をもたらしました。


ベースの拡大により距離が縮まり、牽制球制限で投手が走者をけん制しづらくなった結果、成功率も向上。


2024年は実に109年ぶりの高水準を記録し、観客を魅了する「走る野球」が復活しました。



2025年シーズン盗塁の注目ポイントと今後の展望


 

2025年シーズンは、さらに盗塁が重要な戦術として位置づけられる見込みです。


データ分析技術が進み、投手の癖や捕手の肩を徹底的に研究することで、成功率を高めるチームが増えています。


今季の盗塁傾向

選手個々の脚力だけでなく、走るタイミングを「数値化」して最適化する動きが強まっています。


成功率は80%台前半まで上昇し、盗塁が単なるリスクプレーではなく効率的な得点手段として再評価されつつあります。


加えて、若手選手が積極的に走る姿勢を見せている点も特徴で、リーグ全体の試合展開がスピーディーになっています。


H3:盗塁がチーム戦略と順位に与える展望

盗塁は得点効率を高めるだけでなく、投手に心理的負担をかけ、打者を有利にします。


スモールボール戦術の復活や脚力を重視した選手評価が進み、今後は「走れる選手」がチーム戦略の中心に据えられるでしょう。


大谷翔平やエリー・デラクルーズのように、長打力と走力を兼ね備えた選手が新時代の象徴となりそうです。


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