最高額は34億円!? スポーツメモラビリア落札額 歴代ランキングTOP12

スポーツの歴史に刻まれた伝説的な品々、その価値はどこまで高まるのでしょうか。


野球やサッカーをはじめとするスポーツメモラビリア落札額の歴代ランキングでは、驚くべきことに最高額が10億円を超えるものも存在します。


コレクターの間で注目を集めるスポーツメモラビリアは、近年では投資対象としても脚光を浴びています。


しかし、価値の見極めや真贋の判断、適切な保管方法など、収集や投資を始めるにあたって知っておくべき重要なポイントが数多くあります。


本記事では、スポーツメモラビリア落札額の歴代ランキングTOP12を詳しく解説するとともに、価値を左右する要因や、安全な取引のための実践的なアドバイスを紹介します。


メモラビリア収集を趣味として楽しみたい方はもちろん、投資として本格的に取り組みたい方まで、スポーツメモラビリアの世界をより深く楽しんでみませんか?


歴代スポーツメモラビリア高額落札ランキングTOP12

 


スポーツメモラビリアとは、スポーツに関する記念品のことです。


選手のサインボールや使用済みユニフォーム、グローブ、バット、カードなど、歴史的な価値を持つ品々が、高額で取引されています。


ここでは、高額で落札された上位12点をランキング形式で見ていきましょう。


※為替レートは変動するため、落札時のレートと異なる場合があります。


※本ランキングは2024年1月15日時点の公開情報に基づいています。非公開取引等は含まれないため、実際の最高額とは異なる場合があります。

 

1位 ベーブ・ルース「予告ホームラン」ユニフォーム

落札金額:約2412万ドル

日本円:約34億円


1932年のワールドシリーズ第3戦、ニューヨーク・ヤンキース対シカゴ・カブス戦でベーブ・ルースが着用していたユニフォーム。


この試合でルースは予告ホームランを放ち、伝説となりました。このユニフォームは、長らく個人のコレクター間で所有されていましたが、2012年にオークションに出品され、匿名の入札者によって落札されました。


スポーツメモラビリア史上最高額を記録し、歴史的価値の高さを証明しました。

 

2位 ミッキー・マントル 1952年トッパスカード

落札金額:約1260万ドル

日本円:約18億円


ニューヨーク・ヤンキースの伝説的選手、ミッキー・マントルのルーキーカード。


1952年にTopps社から発行されたこのカードは、非常に希少で保存状態の良いものが少なく、コレクターの間で非常に人気が高い一枚です。


2022年にHeritage Auctionsに出品され、この価格で落札されました。

 

3位 マイケル・ジョーダン 1998年シカゴ・ブルズジャージ

落札金額:約1009万ドル

日本円:約14億円


マイケル・ジョーダンが1998年のNBAファイナル第1戦で着用したシカゴ・ブルズのジャージ。


ジョーダンの最後のNBAファイナル出場となったこのシーズンは「ラストダンス」として知られ、このジャージは、その歴史的なシーズンの象徴的なアイテムとなっています。

 

4位 ディエゴ・マラドーナ「神の手」ジャージ

落札金額:約900万ドル

日本円:約13億円


1986年のFIFAワールドカップ準々決勝、アルゼンチン対イングランド戦でディエゴ・マラドーナが着用していたジャージ。


この試合でマラドーナは「神の手」ゴールと「5人抜き」ゴールを決め、アルゼンチンを勝利に導きました。


このジャージは、サッカー史に残る名場面を象徴するメモラビリアとして、高額で落札されました。

 

5位 レブロン・ジェームズ 2013年NBAファイナルジャージ

落札金額:約368万ドル

日本円:約5億円


レブロン・ジェームズが2013年のNBAファイナル第7戦で着用したマイアミ・ヒートのジャージ。


この試合でジェームズは37得点、12リバウンド、4アシストの活躍を見せ、チームを優勝に導きました。

 

6位 モハメド・アリ 1965年ヘビー級タイトルグローブ

落札金額:約110万ドル

日本円:約1.5億円


モハメド・アリが1965年のヘビー級タイトルマッチでフロイド・パターソンを相手に着用したグローブ。


アリのボクシング史における重要な試合の証として、コレクターから高い評価を得ています。

 

7位 ベーブ・ルース 1923年初号ホームランバット

落札金額:約126万ドル

日本円:約1.8億円


ベーブ・ルースがヤンキー・スタジアムで初めてホームランを打った際に使用したバット。


ヤンキー・スタジアムの歴史とベーブ・ルースの偉業を象徴する貴重なバットです。


8位 ベーブ・ルース 1918年レッドソックス契約書

落札金額:約100万ドル

日本円:約1.4億円


ベーブ・ルースがボストン・レッドソックスからニューヨーク・ヤンキースに移籍する際の契約書。


この移籍は「バンビーノの呪い」の始まりと言われるなど、野球史において重要な出来事であり、その契約書は歴史的価値が高いとされています。

 

9位 ジャッキー・ロビンソン 1947年デビュー戦ユニフォーム

落札金額:約600万ドル

日本円:約8.5億円


ジャッキー・ロビンソンが1947年、ブルックリン・ドジャースでメジャーリーグデビューを果たした際に着用したユニフォーム。


人種差別を乗り越え、メジャーリーグ初の黒人選手となったロビンソンのデビュー戦は、歴史的な意義を持つ試合であり、このユニフォームはその象徴として高い価値が認められています。

 

10位 トム・ブレイディ 2000年NFLドラフトジャージ

落札金額:約400万ドル

日本円:約5.7億円


トム・ブレイディが2000年のNFLドラフトでニューイングランド・ペイトリオッツに指名された際に着用していたジャージ。


NFL史上最高のクォーターバックと称されるブレイディのキャリアの原点とも言えるアイテムです。

 

11位 アーニー・バンクス 1958年シカゴ・カブスユニフォーム

落札金額:約300万ドル

日本円:約4.3億円


アーニー・バンクスが1958年にシカゴ・カブスで着用していたユニフォーム。


バンクスはカブスの象徴的な選手であり、アフリカ系アメリカ人選手として初のナショナルリーグMVPを受賞するなど、輝かしい功績を残しました。

 

12位 ウサイン・ボルト 2008年北京オリンピックジャージ

落札金額:約200万ドル

日本円:約2.8億円


ウサイン・ボルトが2008年の北京オリンピックで100m、200m、4x100mリレーの世界記録を樹立した際に着用していたジャージ。


陸上競技の歴史を塗り替えたボルトの偉業を象徴するメモラビリアとして、高額で取引されています。


ランキングから見る価値の決定要因


スポーツメモラビリアの価値は、さまざまな要因が組み合わさることで、スポーツメモラビリアの市場価値が形成されます。


特に、著名な選手のアイテムや歴史的な背景を持つアイテムは、コレクターや投資家にとって非常に魅力的な存在となります。


以下、メモラビリア価値決定の主な要因、5つをあげて説明します。


①アスリートの著名性


人気や知名度の高いアスリートのメモラビリアは、そうでないアスリートのものよりも高値で取引される傾向があります。


たとえば、ベーブ・ルースやマイケル・ジョーダンといった、その競技の歴史に名を残すスーパースターのアイテムは、非常に高い価値を持ちます。


実績や記録はもちろんのこと、カリスマ性や社会的な影響力なども、アスリートの著名性を高める要素となります。

 

②アイテムの希少性


数が限られているアイテム、または入手が困難なアイテムは、希少性が高いため高値が付きます。


たとえば、試合で使用されたユニフォームやグローブ、選手のルーキーカード、限定生産の記念品などは、コレクター垂涎の的です。


また、サイン入りアイテムの場合、サインが本物であるという証明書が付いていると、さらに価値が高まります。

 

③アイテムの状態


保存状態が良いアイテムは、そうでないアイテムよりも高値で取引されます。


破損や汚れが少ないことはもちろん、適切な保管方法で保存されていたかも重要なポイントです。


特に、カードや写真などの紙製品は、湿気や紫外線に弱いため、保存状態が価値に大きく影響します。

 

④歴史的背景


歴史的な出来事や偉業に関連するアイテムは、その背景にあるストーリーも含めて評価され、高値で取引される傾向があります。


たとえば、ベーブ・ルースの「予告ホームラン」ユニフォームや、ディエゴ・マラドーナの「神の手」ジャージなどは、歴史に残る名場面を象徴するアイテムとして、非常に高い価値を持ちます。

 

⑤投資としての価値


スポーツメモラビリアは、単なる記念品としてだけでなく、投資対象としても注目されています。


希少性の高いアイテムは、時間の経過とともに価値が上昇する可能性があり、将来的に高値で売却できる可能性を秘めています。


市場の動向や専門家の意見を参考にしながら、投資としての価値を見極める必要があります。


安全なメモラビリア収集のための基礎知識


メモラビリア収集は、歴史や文化、スポーツなどの貴重な瞬間を形として残す、魅力的な趣味です。


しかし、偽物をつかまされたり、大切な品物を傷めてしまったりするリスクも存在します。


そこで、安全にメモラビリア収集を楽しむための基礎知識を、3つのポイントに分けて解説します。

 

信頼できる購入方法と購入先


信頼できる相手からの購入が、安全なメモラビリア収集の第一歩です。


具体的には、以下の購入先を選ぶとよいでしょう。


  • 大手オークションサイト

  • 球団公式オークション

  • スポーツ選手のサイン入りグッズ専門店


インターネットオークションなどで素性のわからない個人から安価に購入すると、偽物のリスクが伴います。


選手本人や球団が関わっているイベントや信頼できる販売者から購入することで、本物を手に入れる可能性が格段に高まります。


多少高価であっても、確かな品物を手に入れることが、結果的に満足のいく収集につながるでしょう。

 

購入前に確認すべきポイント


偽物を掴んでしまうリスクは避けたいものです。


そこで、購入前に真贋鑑定を行うことをおすすめします。


真贋鑑定が難しい場合や、判断に迷う場合は、専門の鑑定機関への依頼も一つの手段です。


真贋を確認する際の重要なポイントは、以下の3つです。


  • 材質

  • サイン

  • 附属品


一つずつ確認していきましょう。

 

①材質の確認

本物のメモラビリアに使用されている素材を事前に調査し、比較検討しましょう。


☑素材の質感


本物特有の質感、革の滑らかさ、金属の重厚感などを確認します。


☑素材の種類


使用されている素材が、そのメモラビリアが作られた時代や背景と一致するかを確認します。


☑縫製や加工


縫製が粗雑でないか、加工に不自然な点がないかなどを細かくチェックします。


②サインの確認

サインは真贋を見極める上で非常に重要な要素です。


以下の点に注意して確認しましょう。


☑筆跡


サインの筆跡が、その人物の過去のサインと一致するかを確認します。筆跡鑑定の専門家の意見を参考にすることも有効です。


☑サインの位置


サインが適切な位置に書かれているかを確認します。例えば、ユニフォームであれば通常は背番号の上や肩などにサインされます。

 

③付属品の確認

本物のメモラビリアには、通常、以下のような付属品が付いています。


☑ケース


専用のケースや保管箱などが付属しているかを確認します。


☑証明書


出所や真正性を証明する書類(鑑定書、保証書など)が付属しているかを確認します。証明書には、シリアルナンバーや発行元の情報などが記載されているかを確認しましょう。

 

適切な保管方法と管理のコツ


適切な保管と管理で、大切なメモラビリアを良い状態で長く保存できます。


以下に、保管方法と管理方法の例をあげて紹介します。


【保管方法】


☑温度・湿度の管理


直射日光や高温多湿を避け、暗くて涼しい場所に保管しましょう。


☑埃対策


埃が付着すると、メモラビリアが傷む原因となります。定期的に掃除を行いましょう。


☑ケースに入れて保管


ケースに入れることで、外部からの衝撃や汚れから守ることができます。


保管方法については、こちらも参考にしてくださいね。


【管理方法】


☑定期的に状態を確認


定期的にメモラビリアの状態を確認し、異常が見られた場合は、すぐに専門家にご相談ください。


☑記録を残す


購入日や購入先、鑑定結果などを記録しておくと、後々の管理に役立ちます。


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