スポーツ界トップ!マイケル・ジョーダンの生涯年収と総資産

マイケル・ジョーダンの現役時代の年俸推移

マイケル・ジョーダンの総資産は推定35億ドル(約5286億円)といわれています。では、彼は莫大な資産をどのように築いたのでしょうか。 

マイケル・ジョーダンの総資産は、現役時代の年俸やスポンサー収入、そして引退後のスポーツビジネスで築いたものです。そこで、まずはマイケル・ジョーダンの現役時代の年俸推移をキャリアとともに簡単に振り返ってみましょう。

マイケル・ジョーダンは、1984年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズから全体3位で指名。入団時の年俸は55万ドルでした。その後、得点王やMVP、スティール王や最優秀守備選手賞など数々のタイトルを獲得し、ブルズの優勝に何度も貢献したマイケル・ジョーダンは、1996・97年には2年連続で3,000万ドル超の年俸を獲得するほどになります。 

キャリアを通じて、マイケル・ジョーダンはNBAを三度“引退”しています。一度目は1993年、二度目は1999年です。二度目の引退後、2001年に“二度目の復帰”を果たし、2001-02年のシーズンはワシントン・ウィザーズでプレーしています。その時の年俸は100万ドルでした。 

その後、2003年4月に三度目の引退を表明。これ以降、コートには立っていません。現役時代にマイケル・ジョーダンが稼いだ年俸総額は、何と約9,400万ドル(日本円で110億円余り※各シーズンの年俸を円換算して合算。下図参照)にものぼります。

 

マイケル・ジョーダンの生涯年俸の推移は以下のとおりです。

  • 1984-85シーズン 55万ドル(1億3,000万円)
  • 1985-86シーズン 63万ドル(1億4,000万円)
  • 1986-87シーズン 73万ドル(1億2,000万円)
  • 1987-88シーズン 84万ドル(1億2,000万円)
  • 1988-89シーズン 200万ドル(2億5,000万円)
  • 1989-90シーズン 225万ドル(3億円)
  • 1990-91シーズン 250万ドル(3億6,000万円)
  • 1991-92シーズン 325万ドル(4億3,000万円)
  • 1992-93シーズン 400万ドル(5億円)
  • 1993-94シーズン 400万ドル(5億円)※1993年10月、シーズン開幕前に引退 
  • 1994-95シーズン 385万ドル(3億9,000万円)※1995年3月、復帰
  • 1995-96シーズン 385万ドル(3億6,000万円)
  • 1996-97シーズン 3014万ドル(32億5,000万円)
  • 1997-98シーズン 3314万ドル(39億7,000万円)※1999年1月、2度目の引退
  • 2001-02シーズン 100万ドル(1億2,000万円)※ワシントン・ウィザーズに復帰
  • 2002-03シーズン 103万ドル(1億2,000万円)※2003年、3度目の引退

※円換算は、各シーズン開始年における年間平均レートを基準に計算。100万円以下切り捨て。



複数社とのスポンサー契約から得た収入がスゴイ!

マイケル・ジョーダンの資産形成で忘れてはいけないのが、複数社からのスポンサー契約です。マイケル・ジョーダンは、現役時代から多数のスポンサー契約を結び、引退後も継続。スポンサー契約によって得た収入は、考えられないぐらい大きな金額になっています。 

なかでも、ナイキとは長期に及ぶスポンサー契約を結んでいます。ナイキがマイケル・ジョーダンとスポンサー契約を結んだのは、1984年のこと。当時、バスケットボールシューズ業界においてコンバースやアディダスの後塵を拝していたナイキは、まだ新人だったマイケル・ジョーダンに目を付けスポンサー契約を結びます。

すると、マイケル・ジョーダンの活躍とともに、ナイキの人気も急上昇。ナイキは「エア・ジョーダン」モデルのシューズを誕生させ、“ジョーダンブランド”を確立させました。今では、バスケットシューズメーカーといえばナイキを思い浮かべる人が圧倒的に多いほど、ナイキのブランド力は強固なものになっています。

マイケル・ジョーダンには、ナイキのほかに、マクドナルドやコカ・コーラをはじめとする10社程度のスポンサーがつき、引退後もそこから莫大な収入を得ています。今までに得た年俸以外の収入は24億ドル(約3620億円)といわれています。


スポーツビジネスへの積極的関与

マイケル・ジョーダンが推定35億ドル(約5286億円)といわれている総資産を形成できた要因のひとつに、NBA引退後にスポーツビジネスにも積極的に関わっていることが挙げられます。

まず、引退後にMBA球団シャーロット・ボブキャッツ(現在のホーネッツ)の共同オーナーとなりました。のちに球団の筆頭オーナーになり、2023年に株式の過半数を売却しましたが、その時の株式評価額はなんと30億ドルです。過半数の株式を取得し、筆頭オーナーになったときの取得額が2億7500万ドルといわれているので、取得時の10倍以上の価値で売却したことになります。

 このことからもわかるように、マイケル・ジョーダンはスポーツ選手として優秀だっただけでなく、ビジネスの世界でも成功を収める優秀な人物といえるでしょう。

さらに、マイケル・ジョーダンの引退後の活躍は、他のスポーツにも及びます。例えば、2020年にはモータースポーツ「ナスカー」のレースチームを共同設立し、オーナーに就任したり、eスポーツへの投資やバイクチームのオーナーに就任したりするなど、その活躍はとどまることを知りません。 

その他にも、ファンタジースポーツやスポーツ賭博を手がける「ドラフトキングス」の株式を取得して特別顧問に就任したり、レストランの経営を手がけたりしています。今後も活躍の幅を広げ、総資産の金額は増加していくことが予想されます。


今もなお健在のジョーダンブランド

マイケル・ジョーダンといえば、誰もが知っているNBA界のレジェンドです。ナイキとスポンサー契約を結んで「エア・ジョーダン」モデルのシューズを誕生させ、“ジョーダンブランド”を確立させるなど、アスリートの存在をブランドにまで高めた草分け的存在でもあります。NBA引退後も意欲的にスポーツビジネスに関与するなど、今もなおジョーダンブランドは健在です。 

 

強固なブランド力があるマイケル・ジョーダンのユニフォームやシューズ、数々のグッズなどは、引退して20年以上経つ今でも圧倒的な人気を誇っています。

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