2022年のMVPはどっち? 大谷選手とジャッジ選手を徹底比較!
メジャリーグの今季シーズンも残すところあとわずかとなり、日・米の野球ファンが気になるのは「今季MVPは誰になるのか?」ではないでしょうか。
有力な予想ではMVP候補はエンゼルスの大谷選手と、ニューヨーク・ヤンキース所属のアーロン・ジャッジ選手に絞られるとのことです。
大谷選手は2022年8月9日に104年ぶり、「野球の神様」としても知られるベーブ・ルース以来となる「二桁勝利、二桁本塁打」の大記録を達成しました。
また、、昨年にはア・リーグにおける最優秀選手を決める投票でメジャー11人目、日本人選手としては初となる満票420票でMVPにも選出され、日・米球界を熱狂させています。
対するアーロン・ジャッジ選手は今季50本超えのホームランを量産しており、ホームラン数ランキングでは2位の大谷選手を大きく引き離し1位を独走しています。
また、ジャッジ選手は本塁打王だけでなく、打点でもリーグを独走中の上、打率ランキングでも上位に食い込んでおり、「三冠王」の可能性も残しています。
以上、簡単に大谷・ジャッジ両選手の最近の活躍を解説してまいりましたが、このままではどちらがMVPに近いのか分かりにくいと思います。
そこで、この記事では、大谷・ジャッジ両選手の最新の成績データなどを比較しながら、
どちらがよりMVPに近いのか考察して参ります(いずれも2022年9月18日現在)。
大谷選手の打者成績
打率:.266
打点:89
打数:519
安打:138
四死:74
本塁打:34
盗塁:11
三振:144
試合数:141
大谷選手の打者成績は以上のとおりです。
先発投手でありながら上位打線でスタートするなど、打者としてもトップクラスの実績を誇り、米球界を沸かせています。
アーロン・ジャッジ選手の打者成績
続いてはもう一人のMVP候補、アーロン・ジャッジ選手の打者成績です。
打率:.312
打点:123
打数:520
安打:162
四死:96
本塁打:57
盗塁:16
三振:158
試合数:141
ジャッジ選手の成績は以上のようになっており、大谷選手の成績をいくつかの項目で上回っています。打者成績ではジャッジ選手が有利と言えそうです。
大谷選手の投手成績
忘れてはならないのが、大谷選手は投打の二刀流であることです。
以下、大谷選手の投手としての成績をご紹介します。
登板回数:25
勝利:13
負け:8
防御率:.243
上記のように大谷選手はベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「二桁勝利、二桁本塁打」の大記録を達成しており、投手としても素晴らしい活躍です。
結論:大谷選手がやや有利か
現時点では、大谷選手がやや有利ではないかと予想します。
ジャッジ選手も打者として素晴らしい活躍をしていますが、大谷選手の昨年は達成できなかった、「二桁勝利、二桁本塁打」の記録が大きく、その上自身初となる、シーズン200奪三振の記録も達成間近となっており、良い追い風になってくれるのではと予想しています。